今週の担当 taiyou

中学生語彙小説

僕は、ある港町で漁師をしていた。

マグロを釣って30年経つが、未だに150kgを超えるマグロを釣ったことがない。他の港町では、120kgぐらいでも大物と言われるが、この港町では150kgでもそんなに驚かれない。なぜなら、150kgを超えるマグロがこの辺りには何尾もいるからだ。

先日、この港町で、なんと250kg弱もあるマグロが水揚げされた。これには、記事が取り上げられ、記者が何百人と来た。なのに僕は、100kg越えのものを釣るだけでも珍しかった。

僕は大物を釣るために策を練った。250kg弱を釣った、ベテランの漁師さんにテクニックなどを教わった。

数日後、僕は餌を変えたり、漁法を一本釣りに変えて大物を狙い続けた。

数日間、練った策で釣りを続けたが、大物がかかることは無かった。今日も帰ろうと思い、竿を引き上げた瞬間、今まで感じたこともないような大きな衝撃が体中に響き渡り、竿がしなった。

使った語句 未だ 策を練る テクニック 衝撃